酸がいいのか、アルカリは悪いのか

健康な髪は疎水性が高く(水を弾く力)ハリや弾力があるんですよね。

カラーやパーマをすると髪に負担がかかり疎水性のあった髪が親水毛になっていきます。

水分を弾いていたのが今度は足りないので求めようと吸収する感じです。

という事は髪が傷んだら親水毛になっちゃうから疎水毛にしたらいいんだ!

疎水毛にするにはどうすれば?

収斂させることにより髪を引き締め疎水化させていきます。

活性ケラチンやセラックや没食子酸などを使って疎水化させる。

これで髪の強度は上がります。ただ手触りはよくありません。

疎水化させても潤いが足りないんですよね。

脂質や結合水などを使いしっかり保湿させます。

ダメージによってはまだまだごわつくかもしれません。

最終は乾かす前に保湿剤をつけます。

シリコーンの力により指通りをよくさせます。

こんな感じで疎水化させた髪を扱いやすくしていきます。

疎水化した髪は強度が上がりしっかりするが手触りがもう少し柔らかくなるといいな

そんな場合はアルカリ寄りのトリートメントをすると柔らかい質感になります。

当店で取り扱ってるCアフタートリートメントは販売もしているのでお家ケアとしても使っていただけますよ。

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あとはGトリートメントもアルカリ領域で軟化させながら栄養成分を入れていくので柔らかくなり手触りめっちゃいい感じです。

酸がいいのかアルカリがいいのか、イメージ的には酸が良くってアルカリが悪いですがそんなことなく、どうしたいからこの処理をするということが大事だったりするんですよね。

今日はそんなお話でした。


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兵庫県加古川市別府町にある美容室「Hair make potion (ヘアメイクポーション) 」の オーナースタイリストの本間亮平です。 365日の内、美容院に来られる回数は多くても12回ぐらい。残りの353日お客様にとってプラスの情報を少しでもお届けできたらな〜と思って毎日ブログを書いていましたけど今では週1ペースに。SNSは毎日更新しています。お客様とちょうどいい距離感で緩やかな関係性が築きあげれたらいいな〜!そんな風に思っています。よろしくお願いいたします。