こんな感じのカラーにしたいのですが…
「こんな感じのカラーにしたいのですが」
お客様からの要望になるべく応えたいと思うのですがかなりの確率でブリーチが必要なカラーが多いんですね。
かなりの確率です、ほとんどと言ってもいいぐらいw
ネットやSNSで拾ってきた画像は「いい色に仕上がった」「よし、SNSにアップしよう」と言う感じなんでシンプルなワンカラーで出来てしまうカラーはあんまり無いんですね。
美容師さん、お客さんにとっても自信作なわけなんです。
よく耳にするダブルカラーってどういうこと?
オーダーの時に見せてもらうカラーの色を表現するのがダブルカラーでない場合難しいことが多々あります。
そもそもシングルカラーとダブルカラー何が違うのか?と言うことなのですが。
シングルカラーの場合は明るさの設定と色味の選定をするのですが明るくしながら色を入れると言うわけなので脱色の割合50、染色の割合50で合わせて100と言う感じの割合になるんです。
なるべく明るめでブリーチ使わずオレンジ味を消してという場合でしたら
脱色80で染色20といった感じで明るめのオレンジ味を削った色を表現したりします。
脱色力も染色力もこの100の中に収めないといけないので表現できる色に限りがあるということです。
例えばダブルカラーの場合、最初のカラーでブリーチ脱色力140
ブリーチは通常カラーより脱色力が強いので140の設定にしています。
その後に染色の工程です。140の力で脱色した髪に希望の染色料で染めるといった感じになるんですね。
もちろん色の濃さは濃くしたり薄くしたりと調節が可能になります。
ですのでまずは土台作りです。色を入れる画用紙をどれだけ黒から、茶色、オレンジ寄りの黄色、白に近い黄色にしてあげるのか。
画用紙が明るくなると薄いペール系のカラーも表現できますが、茶色の上に薄い染料を乗せてもベースの茶色の画用紙の色に負けちゃい色が表現できません。
ベースの色が暗くなれば色を濃くするしか無いんですね。
濃い色というのはつまり暗い色になるので目指してる色じゃない事になるかもしれません。
とにかく画用紙で例えましたが髪を明るくするれば表現できる色の幅も広がるということなんです。
今日はそんなカラーについてのブログでした。
それではまた。
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