下町ロケットを見て感じた。美容業界でいうロケット品質とは何か?
最近見ようと思ってテレビをつけることが少なくなって来たので毎週やっている連続ドラマでも平気で見逃してしまうようになりました。
予約録画をしていれば問題ないんですが、最近ではティーバーやFODという便利なアプリがあり最新作の見過ごしてしまったドラマやバラエティーなどを振り返って見ることが出来るので録画機能さえ使わなくなってきています。
昨日も楽しみにしていてたのにうっかり忘れていた下町ロケットをティーバーで見ました。
おそらく最終話までテレビで見ることなくスマホで見るんじゃないかな〜?と予想しています。
いや〜本当に便利ですよね〜!!
こんにちは〜ヘアメイクポーションの本間です。
さて今日はその下町ロケットを見ていて思った事をブログに書いてみようと思います。
下町ロケット大まかなあらすじ
下町ロケットの舞台となっているところが佃製作所という町工場です。
ロケットのバルブシステムを開発して数多くのロケットを飛ばす事が出来ました。
「ロケット品質」の佃製作所という事でロケット開発に関わることを誇りに思って仕事をしている現状でしたが、バルブを供給している帝国重工がロケット事業から撤退するかもしれない。
さらにそこへ来て、大口取引先ヤマタニ製作所の蔵田より、佃の主力製品であったトラクターの小型エンジンの取引削減を切り出される。
そんな最悪なタイミングでさらなる事態が…
経理部長の殿村のお父さんが倒れてしまい故郷の新潟へ帰ることに。
先祖代々引き継いできた田んぼを守るため殿村はお父さんの代わりにトラクターを使い畑を耕していました。
彼を心配してお見舞いに駆けつけた佃社長もそのトラクターに乗せてもらうのだが、殿村はその後ろで何やら作業をしている。
トラクターではよく耕されるところとそうでないところの作業ムラができてしまうそうだ。
作業ムラはトラクターの爪の回転数が一定でない事で起こってしまう、その原因はトランスミッションじゃないか?ということに気がつく。
トラクターのエンジンに代わり、トランスミッションに新たな活路を見いだしたのだ。
そこでトランスミッションの開発を進めて行きたいところだがバルブシステム一筋でやってきたのでなかなか難しい。
まずはその第一歩として、トランスミッションにとっても重要な部品であるバルブをトランスミッションを製作している企業に供給出来ないか?という事で動き出す。
そこで選んだ企業がギアゴーストというベンチャー企業。
しかしギアゴーストのバルブ開発はすでに業界最大手の大森バルブが名乗りを上げていた。
そこで佃製作所と大森バルブとでコンペをし、より良いものを選ぶという流れになる。
より低価格でより良いスペックでという事を考えるが上手くいかない。
大森バルブの製の物を分解してこれより更に良いものを作らなければコンペに勝てない
しかしなかなか上手くいかず技術開発部内で言い争いになってしまう。
そんな時に出てきたのがここ言葉
「お前らの言うロケット品質はこんなもんか?」
そんな時に思い出した、ロケット品質により多くの命を救う事が出来た人工心臓弁
人工心臓弁によって生きる事が出来た子供達が今ではサッカーで走り回る事ができる。
ひとりひとりに寄り添って考えるという事の大切さこれがロケット品質という事に気づきもう一度トラクターにふさわしい製品というものがどういうものなのかを考える。
そして出来上がったのが
スペックはそこそこだが、出来るだけパーツの数を減らして耐久性の高い壊れにくいもの
トラクターにはそんなにスペックはいらない
必要のないスペックは削除して壊れにくくお客様に長く使ってもらえるそんなトラクター
そしてコンペで佃製作所バルブを使う事になったという話。
ざっというとこんな感じ、分かりにくくてすいません。そんな時はティーバーで是非ご覧ください(笑)
しかしこの話は本当に良かった!というか自分達の仕事でも置き換えられる事が多々あると感じました。
美容業界でいうロケット品質とは何か?
シャンプーやトリートメントの内容成分の量であったり
界面活性剤の種類とかそういったものも、コスト面であったりスッペクの違いはあると思います。
ただそれは美容業界というより美容メーカーさんよりの話じゃないかなって思ったりします。
僕ら美容師が考えないといけないロケット品質とは、ヘアスタイルなんじゃないか?
ヘアスタイルもスペックオーバーだなぁと思うスタイルが多く存在するような気がします。
『そのハイスペックなスタイル、お客様はお家で再現できますか?』
厚みのある切りっぱなしのロングボブ、長さで言うとちょうど肩について跳ねる長さ
インスタグラムではとても可愛く見えるそのスタイル
もちろん完成させるのは美容師が綺麗にアイロンで巻いて、スタイリング剤をつけて可愛くスタイリングする。
可愛くなるに決まってますよね。
その髪型が美容師いらずで作れるのであればそれは佃品質、ロケット品質といっていいのかもしれません。
しかし写真映え(スペック)を重視しすぎてお客様のアフターケアを疎かにしてしまうと、再現性の低いヘアスタイルになってしまう事を忘れてはいけません。
もちろん写真映えするに越した事はありません。ただそれと同時にどういうお手入れが必要になってくるのか?
家ではどれぐらいの時間をかける事が出来るのか?
そこまでお客様に寄り添わないとロケット品質のヘアスタイルとは言えないでしょうね。
自分はじゃあできているのか?
僕はお客様と一緒にロケットを打ち上げやすいように決めていく、そんなスタンスでいます。
無理に長距離飛ばさなくてもいいんです。
出来る範囲で可愛いいスタイル作っていきましょう。
今日は下町ロケットのロケット品質を自分の仕事に当てはめてみたブログでした。
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本間 亮平
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