誰に見せたいのか?美容師として考えないといけないんじゃないかな
はい今日から2月です!
早いよ〜〜3月までは駆け抜けるように時間が過ぎてゆくヨーー!!
今月は28日しかないしね、日数少ない分濃い時間にしていきたいな〜
こんにちは〜ヘアメイクポーションの本間です
さて今日は朝からちょっとバタバタでした、今は落ち着いていますが。
ヘアスタイルブックのあるある
今日お客さんにこんなを言われました
「このヘアカタログの色って光で飛んでるよね?」と
はい、まさにその通りで光で飛んで明るく見えています。
何が言いたいかというとお客さんはこの写真のモデルさんが光のないところではどんな色になってるんだろう?
光が当たっていなければ暗いのかな?
そんなことを知りたいんだと思います。
スタイルブックのスタイルは全て同じ環境で撮影しているわけじゃないので光の加減や光の色が違って当然です。
だからそれが一冊のスタイルブックとして仕上がった時に同じ条件で撮影されていないスタイルが1ページに並ぶわけなんですよね。
この色は表現できてもこの色は光の加減だからできないということも多々有ます。
誰に見てもらいたいかで撮り方が変わる
ウェブのフォトコンテストがあるので可愛く見えるように写真を撮りたい美容師さんが撮影します。
この美容師さんが見て欲しいと思う人
Instagramをやっている人
ツイッターをやっている人
ホームページを見てくれる人
審査してくれる人
自店のお店のヘアカタログを作ろう〜と思っている美容師さんが撮影するとします。
この美容師さんが見て欲しいと思う人
ヘアスタイルをどうしようか迷っている人
色をどうするか迷っている人
パーマをあてるか迷っている人
とにかく可愛く見えるように撮影するというのと、ヘアスタイルの参考になる写真を作るとでは同じヘアスタイルの写真でも違ってきます。
作品、アーティストとしてヘアスタイルを作るというのは見せ方重視のヘアスタイル
一方、普段のヘアスタイルのように再現性や扱い安さを重視したお客様に髪型を選んでもらうためのスタイル
とでは撮り方、見せ方が変わるんですよね。
最近は可愛いんだけど再現性が低く、とにかく目を引く綺麗な髪色を重視したスタイルがSNSで溢れています。
僕たち美容師が見ても綺麗だよな〜と思うスタイルもたくさんあります。
ただブリーチが2〜3回必要であったりするWカラーのスタイルも多いため、実際お客様がその髪型にしたいと言っていてもあとあとのメンテナンスを考えた時にやっぱりお手入れが大変そうなのでやめておきます。ということが結構多いんですよね。
普段の生活にあまり支障の出ない(頻繁にブリーチしたり、色落ちしたところに色味を補充したりしなくていい)スタイルを選ばれるお客様が多いにも関わらず、美容師のアーティスト魂というものは可愛い再現性の低いスタイルを撮影したくなるという。。。
再現性の高いヘアスタイルを撮影することをあまりしない美容師さんが最近多い気がします。
なんかわかるといえばわかるんですけどね。
可愛くてこれいい!どこのお店!?っていう作品づくりってなると再現性が低いとしても可愛く作ったほうがいいもんね。
でもお客さんの希望としてはどうなのかなのかな?
美容室に行って「う〜〜ん、ちょっとこのスタイルは大変だよ〜」って言われるスタイル作りをするのと、
「これなら簡単に作れるし髪の負担もそんなにかからないからお手入れも楽だよ〜」って美容師さんに言ってもらうのとではどっちがいいんだろうか?
美容師の作品づくりは何のため?
集客?いいねの数?アクセス数?
目の前にいるお客様のため?
何のためか考えた時に撮り方っていうの考えていかなくちゃいけないですよね。
ふとそんなことを思った今日のお仕事での出来事でした。
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オーナー スタイリスト 本間亮平
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本間 亮平
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