女性の方にはあまり馴染みのない道具かもしれませんがいい仕事するんです

昨日、今日と少し暑さがマシな気がしませんか?

ここ最近35度を超える日が続いていたので32度ぐらいだとなんか涼しいと感じてしまう。

このまま夏が終わってくれても全然構わないんですがまだまだ続くんでしょうね〜

引き続き熱中症対策気をつけていきたいと思ってます。

こんにちは〜ヘアメイクポーションの本間です

カットのやり方は色々あります、その中の一つがこれ

さて昨日TwitterとInstagramで投稿したこれ

バリカンでカット、略してバリカットなんですが皆さんバリカンってどんなイメージがありますか?

刈り上げ、じょりじょり、坊主、角刈り、スポーツ刈り

などなど、男性の短髪のヘアスタイルを作る時に作るための道具というイメージが多いと思いますが今は女性のヘアスタイルを作る時にも作ったりするんです。

まずバリカンの仕組みを説明します

山形の2枚の刃を左右に往復させて毛髪を切る仕組みになっています。

写真で見ると下側(表側)の刃が動き、上側と交わる部分にある毛をカットすることが出来ます。

ハサミとの違いは刃の数

ハサミは動刃と静刃で挟む感じで切るのに対して

バリカンは多くの動刃と静刃がある感じと思ってもらったらいいと思います。

ハサミとバリカンはカットをする時の道具でどちらも僕たち美容師の必須アイテムなのです。

それぞれの長所がある為ハサミで作業をすることもありますし、バリカンを使ってカットをすることもあります。

ようはスタイル作りのためのプロセスでどちらが作業効率がいいかということで道具を選んでいる感じですね。

 

バリカンの仕組みを先ほど説明しましたが今度はハサミの説明です

ハサミは刃を閉じると毛を切ることができます。切れるのは刃が重なり合うところなので刃の根元から刃先の順で切れます。

力のかかり方は根元の方がわずかですが大きくなり刃先の方が弱くなってしまう。

これはハサミの切れ味が良ければあまり感じないことかもしれませんが、切れ味が悪くなると毛が切れずには先の方へ逃げやすくなります。ということは切りたい位置で切れてくれないということが起こってしまうんですね。

そうならないようにするにはハサミの切れ味を常によくしておく事と髪を濡らした状態で切りやすくする事です。

髪の毛はウエット(濡れている)状態の方が髪の硬さがなくなり切りやすくなるんですね。

では今回なぜワンレングスの切りっぱなしボブを切る時にバリカンを使ったのか

今回はドライの状態からワンレングスの切りっぱなしボブを切ったのでバリカンの方が作業効率がいいと思いバリカンにしました。

もしハサミで切るとすればネープからブロッキングをして1線目、2線目、3線目というように下から順番にカットをしていたでしょう。

しかしばりカットの場合ブロッキングなしで一発できることができます。

なぜそんなことが出来るかというとバリカンの場合ドライカットをした場合でも毛が逃げません

バリカンの場合ハサミと違って刃がたくさんあります。だから一度に切れる箇所が多いので刃にかかる力が分散されます。

ですのでドライの状態で切り始める場合バリカンの方が綺麗に早く切ることが出来るんですよね。

バリカンでラインを整えてから最後にハサミで毛先の微調整をします。

そうすると短時間で綺麗な切りっぱなしのボブスタイルが完成するんですよね〜

ということで今日は女性の方にはあまり馴染みのないバリカンについて説明させてもらいました。

#バリカット で調べると結構出て来ますのでよかったら見てみてくださいね〜

それでは今日はこの辺で〜

 

 

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兵庫県加古川市別府町にある美容室「Hair make potion (ヘアメイクポーション) 」の オーナースタイリストの本間亮平です。 365日の内、美容院に来られる回数は多くても12回ぐらい。残りの353日お客様にとってプラスの情報を少しでもお届けできたらな〜と思って毎日ブログを書いていましたけど今では週1ペースに。SNSは毎日更新しています。お客様とちょうどいい距離感で緩やかな関係性が築きあげれたらいいな〜!そんな風に思っています。よろしくお願いいたします。